こんにちわ、こころの健康 こころは軽くなるを発信している、精神保健福祉士のあたるです。
今日のお話は、誰もが経験がある「人間関係」、そのなかでも職場の人間関係で悩む人は
本当に多いと思います。
職場の人間関係は、家族とも違い、友人、恋人とも違い、上司や先輩、後輩、部下とそれぞれの
立場で接し方も違うでしょうし、自分との感情との折り合いを付けていかないといけなかったり、
言いたいことが言いにくかったり、言いたくないことを言わないといけなかったりと、本当に
しんどくストレスもかかったりする状況が多いと思います。。
職場で人間関係がしんどくて嫌になることや、
出勤することが憂鬱になったり、
心身の調子を崩してしまったりする事もあったりすると思います。
そんな人間関係でしんどい時、疲れた時、嫌になった時の対処法を4つご紹介します。
1、自分が仕事をする理由を改めて明確にする。
2、リフレッシュするために日帰り旅行をする。
3、しんどい原因を具体的にして対処する。
4、どんなことをしたら自分が喜ぶのか嬉しいのか振り返りをする。
1、自分の仕事をする理由を改めて明確する
これは、自分が何のために仕事をしているのかをもう一度振り返り、職場に行って業務をする理由を
明確にするということです。
職場はある意味特殊な場所です。サークルや趣味の場でもなく、友人や家族でも違うので、全く合わない
人と接する事が多いですし、相性も合わない人と接さないといけない状況が生まれますよね。
そもそも職場の人間関係は何か問題や悪い面があって当たり前だと思いませんか?
もちろん雰囲気が悪いよりいい方がいいですし、職場の関係も悪いよりアットホームの方が
良いに決まってます。でも仲良しグループでもなければ友人同士でもないですし、家族でもありません。
「仲良くなければいけない」ことはないし、必要以上に距離を縮める事もありません。
あなたが仕事をする理由がお金のためであれ、生活するためやスキルアップ、何かを達成するための
ステップの一つなど、何でも良いのです。その理由のためなのですから、他者の言動はあなたの理由や
生活には関係ないと思う事で、少し気持ちを割り切る考える事が大切です。
職場の人間関係はそれくらいの気持ちの距離感でいた方があなたの心も安定を保てます。
2、リフレッシュのために日帰り旅行をする。
これは何も日帰りの旅行でなくても構いません。外出して散歩したり可能なら自然を感じれる場所に
身をおくことで気分転換ができたりします。
自然の場所なら、どこでも構いません。海でも山、川、公園の空の下でも良いのです。
その時にたくさん自然を感じるだけで、私たち人間はリフレッシュできます。
リフレッシュできると、クリーンな考えが浮かんだりするものです。
3、しんどい原因を具体的にして対処する。
人間関係のしんどさや疲れ、嫌気がさす時と一言で言っても状況などは色々なことがあると思います。
そしてその悩みや問題に対処するには二つのパターンがあります。
それは、情動焦点型コーピング(対処)と問題焦点型コーピング(対処)です。
情動焦点型コーピングとは、問題そのものに焦点を当てて解決を図るのではなくて、自分の物事の
捉え方(認知)や感情に焦点を当ててコーピング(対処)していくというものです。
問題焦点型コーピング(対処)は、問題となっているそのものに、自分や周りの協力を得ながら
環境や人に対して直接アプローチしていくというものです。
あなたの疲れやしんどい原因や悩みの原因を具体的にして、問題焦点型コーピングしていくか、
原因を明確化して情動焦点型コーピンしてい木、つらさを軽減していく方法も有効な手法だと思います。
4、どんなことをしたら自分が喜ぶのか嬉しいのか振り返りをする。
これは、自分で自分を元気にして回復させると方法です。
自分で自分を元気にするためには、自分を知ることがまず大切なのです。
自分を知ると言っても難しい内容ではなく、自分が喜ぶことは何か、自分が嬉しいと感じることは何か、
いい感じの自分とはどんな状態の時の自分なのかを、思いつく限り紙に書き記しておきます。
思いつく限り書いたら、落ちんだ時、軽い落ち込みなら、これをしたら気分が少し上がること、結構な
落ち込みな場合はこれをしたら気分転換できる、かなりの落ち込みの場合はこれをしたら、少しマシになる、
という具合に、たくさん挙げたことをカテゴリー別に分けておくのです。
そして自分に元気が必要な時にすでに作ってある、元気箱に入れてることを自分にしてあげて、
自分を元気にするという方法です。
色々試してみて、自分の元気箱をオリジナルにしてみてください。
以上、4つのポイントのお話ししました。
今日のあなたはどんな一日でしたか?
眠る前に今日の良かったこと、感謝することを探して眠りましょう。
ではまたお会いしましょう。