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失敗やミスで強く落ち込む人と立ち直りが早い人の違いは何か?

こんにちは、精神保健福祉士のあたると言います。

仕事や学校、生活の中で何かに取り組んでいるときに、失敗してしまった時やミスをしてしまった時は生きていればたくさん経験することもしれません。

そんな時に、ある人は落ち込んでも切り替えて失敗した原因を確かめ、次同じことにならないように対策を取ろうと行動に移っていくことができる人。ある人は自分を責めてそんな自分はダメな人間だとか、それが仕事だった場合、仕事に向いていないと言ったり、いつまでも落ち込んでつなかなか切り替えれずに進めない人がいます。

この例は分かり易く極端なパターン2つを挙げました。

この二つのパターンの人の違いは物事の受け止め方にあります。

つまり考え方や捉え方、認知の違いともいいます。

この記事を読んでくれているあなたはきっとここに辿り着くまでに色々と調べたりしたこととも思いますので、たぶん「そんなことは分かってるんだよ、でも今さら前向きに考えろと言われても、こんな性格なんだから仕方ないんだ。だから悩んでるんじゃないか」と声が聞こえてきそうです。

そうですよね、そのお気持ちも十分に伝わります。

でも心配しないで下さい、前向きに考えましょうとか、性格を変えましょうとは言いません。

性格は変えなくても物事の受け止め方や捉え方は変えていけるようになります。

しかし長年の習慣によってつた思考の癖は、明日から急にコロッと変わることは難しいですし、変わってしまっても怖い話です。

少し努力は必要になってきますが、慣れてきたら少しずつ変化していきますよ。

どうして同じ出来事でも認知の仕方や受け止め方が違うのかは、また違う時にお話ししていきたいと思ってますので、ここではその方法をお伝えしたいと思います。

きっと認知療法(認知行動療法)は聞いたこともあるかもしませんし、知ってるよという声も聞こえてきそうなので。ここでは割愛して、よりシンプルに簡単に実施しやすいようにおお話し致します。

失敗やミスなどで落ち込んだ時に、自分のどんな事を考えているのかを知りましょう。

例えば、もうお終いだとかこんな自分はダメな人間だとか、またやってしまった、前も同じようなことでミスったのにこの仕事向いてない、などです。

今例を挙げただけでなくてもいいのですが、自分の浮かんだ考えをまず知るところから始まります。

自分の考え(受け止め方、捉え方)を知ったら、次のスキップは白紙の用紙にその考え書き出して、その考え方を書いた下に、反論する内容を書いてみましょう。

頭で考えてするより初めのうちは紙に書いて実施する方が効果があります。実施することが習慣になってきたら頭で考えるのもいいかもしれませんが、しばらくは紙に書いてする事をお勧めします。

反論したらもう最後のステップですよ。

反論した内容を見て今の感情を書いてみましょう。

いかがでしょうか?最初の落ち込みより少し気持ちの落ち込みがマシになってますでしょうか?

これは落ち込みを0にするとか完全になくすものではありません。最初の落ち込みや辛さを軽減する事が目的です。

少しずつ実施を習慣する事ができたら、おのずと落ち込みも少なったり立ち直すのが早くなったりしていくと思います。

伝えたいメッセージは

あなたはそのままのあなたでいいんです。

でも、時に苦しくて辛過ぎてしまう時に、ちょっとでも楽になるために軽くなるための方法をお伝えしていくのが私の目的です。

あなたの日常が少しでも楽になりますように‥

また次回にあお会いしましょう。

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